2013年03月31日

「方丈記」が注目を集めている

3.11以後、鴨長明の「方丈記」が注目を集めているという。

行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、

久しくとどまりたる例(ためし)なし。

世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。(古文より)


現代語訳では、

河の流れは絶えることがなく、しかも、一度流れた河の水というのは、

決して元と同じ水ではない。

流れていない河の淀みに浮かんでいる水の泡(うたかた)も、

瞬間で泡が消えたり、瞬間に泡が出来たりするが、

長く同じ場所に泡が留まっている例などはない。

世の中にある人間と住まいというものも、

河の流れや泡の動きとまた同じようなもの(=絶えず移り変わっていく無常)

である。

長明は無常な世の中にただ絶望するのではなく、

その現実を受け容れながらも自分らしく淡々と生きる

ことの大切さを説いています。

鴨長明自身も一族の権力争いに敗れて、自己の将来に対する落胆と挫折

を経験している。

尚、「方丈記」は声に出して読んだほうがよいそうです。




posted by toshi at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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