私たちのライフスタイルを大きく塗りかえる力を秘めている。
洗練されたデザインだけでなく、内部設計もこだわり、
スティーブ・ジョブズの哲学が隅々までiPadに生かされている。
アップルは製品を自社で生産はしません。
ほとんどと言っていいほど、EMS(電子機器の受注製造サービス)
メーカーに外部委託している。
一般的には、メーカーが最適な部品の採用をアップルに提案し、
設計にもかかわることが多い。
製品によってはEMSメーカーに設計を丸投げすることもあるという。
その方が、コストが下がるらしい。
しかし、iPadについてはソフト開発や外部デザイン、採用する部品の
選定や内部構造のすべてをアップルがこなしたようだ。
部品については、半導体は日本メーカーから韓国や台湾メーカーに
取って代わられ、水晶発振器、コンデンサーも追いつかれている状況である。
このようにiPadの部品からは、
日本の部品メーカーの地位の低下が読み取れるようです。
ただし、端子と端子を接続する高精度なコネクターは、
まだ、日本メーカーに強みがあると言われているようです。
それにしても、アップルのスティーブ・ジョブズCEOはすごい人である。