「クィーンエリザベスU世」を連想しますよね。
私を含め、ほとんどの人は豪華客船に乗ったことがありません。
イメージとしては、ハッピーリタイアをした
老夫婦がのんびりと、世界一周の旅を楽しんでいる
という感じがします。
ところが、現実はまったく違うらしい。
乗客のほとんどが、シングル(独身)であるという。
外国の場合、50歳でハッピーリタイアする人が多く、
アンチエイジングにお金をかけ、一歩間違うと30代後半で
通るような、きれいな50代の女性と、
お金持ちの男性が乗っているのである。
夫婦で乗っているのは、東洋人が多く、
西洋人は、死別や離婚の人もいるが
ほとんどがシングルで、この豪華客船で恋の駆け引きが
始まるのです。
しかも、女性10に対して男性1で、圧倒的に男性が少なく、
女性がいかに、1人の男性をアタックするかという戦いに
なるそうです。
このように、豪華客船は老夫婦という枯れた世界では
ありません。
手を変え、品を変え、いかに口説き落とし、口説き落とされるか
という、男と女のドラマが船のなかで展開しているのです。
何せ映画の「タイタニック」よりも、激しい世界なのです。
富裕層はアグレッシブで、実態は決して枯れてなく、
現実で生々しく、ある意味において若々しいのです。
また、自分が若く美しくなるためには、
いくらでもお金を使う人たちなのです。