大儲けできてしまう世界である。
そこでおもしろい話があります。
健康食品の一種に「アガリクス」というものがあります。
当然、アガリクスは正式名称であるが、
検索する半分くらいの人が「アガリスク」と、かん違いして
いるという。
そこで、先見性のある人が間違っているアガリスクで
ドメインを取得しておきます。
「アガリスク.com」を、ある大手の製薬会社に、
現状を説明し、ドメインを買ってもらうとか、
つくったサイトを買ってもらうというビジネスが成立する。
このように、アガリクスをインターネットで検索した人が
間違ってアガリスクと打ち込んでしまうために、
ほとんど主要なサイトに行けません。
しかし、製薬会社がアガリスクで
ドメインを取っていなかったというより、
取る必要性がなかったために、
偶然、ビジネスになったのです。
この種のドメインを持っていれば、いずれ役に立ちます。
また、「アントレブレナー」という起業家を意味
するドメインのケースで、
取れるわけがないと思っていても、
たまたま空いていたりする。
ドメインの取得や管理は、せいぜい数千円の世界である。
特殊なアドレスを、あらかじめ取得して、
そこにいろいろな付加価値をつけて提案する。
過去、それだけで1億円で売れたケースもあるという。
これがドメインビジネスというものです。