バラク・オバマ氏の関連商品が、就任式が行われる
ワシントンの街中であふれているという。
Tシャツなどを扱うグッズメーカーは、
「大統領の顔写真がTシャツのデザインになるなんて、
これまでになく、まるで、チェ・ゲバラや
エバ・ペロンのようだ」と述べている。
また、バラク・オバマ次期米大統領の演説をまとめた、
CD付き英語学習本「オバマ演説集」が
発行40万部のベストセラーになっているというから
大変なフィーバーぶりです。
オバマ氏が米国有権者の心をつかんだ
「Yes, We can=そう、我々は出来るんだ」などの
名フレーズは、日本の読者にも「元気になる」と好評で、
プレゼントとして買う人が多いという。
発行元の朝日出版社は、20日(現地時間)の就任演説を
収録した第2弾を30日に発行する予定で、
オバマ・フィーバーはしばらく続きそうだ。
オバマ氏の人気の理由として、
専門家はこう述べています。
平易な表現を繰り返すスピーチの技術。
黒人をルーツに持ち、海外生活や親の離婚などを
経験したオバマ氏本人の物語性。
声質やスタイルの良さ、冷静さ・・・を挙げる。
日本の政治家では、小泉元首相が演説上手であったと思う。
あなたも、ひょっとして記憶に残っているかと思いますが、
2001年の夏場所、貴ノ花が足を負傷しながら優勝したときに、
小泉さんが表彰式で述べた言葉は、
「感動した。おめでとう!」である。