ですから哲学を持たなければ、
揺れ動く世間に踊らされて生きていくしかない。
今、あなたはどういうモノサシで
その不確実な時代を生きていこうと、
真剣に考えたことがありますか。
「超訳 ニーチェの言葉」の著者、白鳥春彦氏が
自分の価値観と言っても、
たいてい、どこからかの借り物にほかならない
と述べている。
そして、誰に対してもまっすぐ自分の意見を
述べることができなければ価値観など育ちません
と断言する。
たとえば、ニーチェを読むにしても
すべてを理解する必要はない。
かるーい気持ちで読んでもらい、
閉塞感を感じている若い人たちの生きる力に
少しでも役に立てればとエールを送っています。