昨日のブログで、
小沢征爾とサイトウキネンオーケストラといえば、
モーツァルトの「 ディヴェルティメント K136 」を
すぐさま思い浮かべてしまうと書いています。
そのことについて少しばかり説明させていただきます。
それは「サイトウキネンフェスティバル松本」で
小沢征爾がいつも「 ディヴェルティメント K136 」を
演奏していた記憶があるからです。
ではなぜ、小沢征爾がモーツァルトの
「 ディヴェルティメント K136 」にそれほどこだわるのか。
答えは、桐朋学園の恩師である故斉藤秀雄さんが
得意としていた楽曲だからです。
その小沢征爾が愛してやまない「 ディヴェルティメント K136 」は、
モーツァルトの数ある名旋律の中でも特に爽やかな
弦楽作品といわれています。
また、サイトウキネンオーケストラにしても斉藤秀雄没後
10周年を記念して設立されたものです。
設立当初のメンバーは斉藤秀雄の弟子や卒業生が大部分であったが、
近年は孫弟子や外国人演奏家の出演が多くなっている。
今や小沢征爾は、世界的な名声を手にすることができたが、
その成功は恩師のお陰であると常に感謝しているのである。
あなたは感謝の気持ちや尊敬の念を持つている
恩師はおられますか。
私の恩師は保育園のときの女の先生と、保育園の管理人の
おばちゃんであり今でも感謝しています。
残念ながら保育園のおばちゃんはすでに亡くなっているが、
今は千の風になって大きな空を舞っていることでしょう。
posted by toshi at 22:10|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記
|

|