昨日のTBSテレビ「中居正広の金曜日のスマたちへ」に
出演していた「マツちゃん」こと合瀬マツヨ(61)さん
その人である。
九州で人口が一番少ない佐賀県にある三瀬村で野菜直売所
「マツちゃん」を立ち上げた農家の女性である。
今では、人口7000人余りの三瀬村に年間30万人もの
買い物客が野菜直売所「マツちゃん」へ訪れている。
しかし、最初の1年間はまったく売れずに苦心したそうです。
それは商売にかかわらず、何事においても最初からうまくは
いかないことを物語っている。
やはり成功するには、人の何倍もの試行錯誤や努力を要します。
そして、チャンスを見逃さずにすばやく行動することが一番です。
過疎の村に転機が訪れたのは、1986年7月に三瀬トンネルが開通し、
福岡都市圏との距離がぐっと縮まった。
目の前の国道に車の往来が増えたことに目をつけ、
両親や夫を説き伏せ、野菜の直売所を開いたのだ。
最初は口コミで「新鮮で安い」と評判が広がる。
最初は冷ややかだった周りの農家からも、
「マッちゃん、うちの野菜も置いてくれんね」と、
持ち込む農家が徐々に増えていったのだ。
今では佐賀、福岡県内600戸の農家と契約しているという。
成功の秘訣はお金目線ではなく、常にお客様目線で見ている事が
売り上げ増に繋がっていると専門家は分析している。