コミュニケーションの結び方が、とても重要である。
企業の本質にしてみても、ベースにあるものは、
コミュニケーションである。
内部の経営資源を、コミュニケーションによって
活性化させ、商品・サービスをつくり出し、
できた商品やサービスを、コミュニケーション活動によって
外部に販売していく。
こうした、プロセスをふんで、市場の声をコミュニケーション
によって、企業内部に取り入れて、再び資源を活性化させる。
そういう一連の流れが、ビジネスの本質であり、企業の目的で
あるのです。
一人の人間からは、コミュニケーションの糸が無数に出ています。
両親、兄弟姉妹、親戚、配偶者、子ども、友人、仕事の仲間、
上司、取引先、そのほか直接は知らない人であっても、
コミュニケーションという見えない糸によって、
互いに結ばれ、その存在を支えあっています。
糸は、放っておくと細くなります。
糸をぐっと引っ張ると、太くなります。
これがコミュニケーションである。
そして、太くて強いコミュニケーションの糸を
たくさん持っている人ほど、仕事も人生も充実している
と、いえるのではないでしょうか。
今、世界でもっとも、注目されているバラク・オバマ氏は
黒人というハンディを、
コミュニケーションという大きな力で乗り越え、
アメリカ合衆国の第44代大統領まで昇りつめたのです。