達人といっても、後ろ向きに乗れるとか、
自転車に逆立ちで乗れるとかいったことではありません。
せっかく買った自転車をいい状態で
長く使える達人という意味です。
自転車を長く使えるコツは、タイヤの空気を
いつもたっぷり入れておくことが大切であるという。
空気が少ないと、なぜよくないかというと、
タイヤの地面に接した部分が、横に広がってしまい、
タイヤやチューブの側面が弱ってしまいます。
このような状態で走行していると、舗道の段差に
タイヤがガツンと当たったりするとチューブに
穴が開いてパンクしてしまうのです。
次は、チェーンとブレーキワイヤーの調節である。
変速ギアのついた自転車であればチェーンの調節は
しなくてもよいが、そうでない自転車は、
使っているうちにチェーンがだんだん伸びてくるようです。
そうするとチェーンのカバーにガチャガチャと
当たったり、チェーンが外れてしまったりします。
毎日、通勤、通学、買い物に使う人ならば、半年に一度は
自転車屋さんでチェーンの調節をしてもらいましょう。
最後は、ブレーキの調節です。
買ったばかりの自転車はワイヤーが伸びやすく、
1ヶ月くらいで一度締め直してください。
自転車は変な音がしたり、乗ったときの感じが重かったり、
ハンドルの重心がおかしいと思ったときは、
すぐに自転車さんに行きましょう。
この段階で修理をすれば、修理代もいたって安く済む
のではないかと思われます。
自転車は、本当に使い勝手がよく、経済的であり、
エコであり、地球上で最も便利な乗り物であります。
普段からメンテナンスに気をつけておけば長持ちしますよ。